★★★★☆ 織田信長の一生と蟻の原理吉法師は母の愛情に恵まれず、いつも独り外で遊んでいた。長じて信長となった彼は、破竹の勢いで織田家の勢力を広げてゆく。・・・神仏などいるはずもないが、確かに“この世を支配する何事かの原理”は存在する。やがて案の定、家臣で働きが鈍る者、織田家を裏切る者までが続出し始める。いま最も良い働きを見せる羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益。あの法則によれば、最後にはこの五人からも一人、おれを裏切る者が出るはずだ―。
信長の一生と言えばだいたい知れている。
幼少の頃は暴れまわり、うつけ者と言われ家臣からも引かれていた。
だけど、どんどん勢力を付け、慈悲なく戦う。
天下が見えたところで光秀に裏切られて本能寺で死んじゃった。
だが、ここで言うのは信長の原理である。
信長がたどりついた原理は、働きアリの法則だ。
働き蟻が10匹いると2匹がよく働き、、6匹が日和見で働き、2匹は怠ける。
こんなことを幼少の頃に理解するとは凄いな。
ってか、遊んでくれる人も少なかったんだろうね。
弟側にいた佐久間大学もこれに驚き信長派に傾くんだよね。
この後、弟を担いで反抗してきた派閥をぶっ潰し弟も亡き者にする。
この頃じゃ親子も兄弟もそんなもんかもしれないな。
人は改心することはあっても、性根の資質は直らない。
弟は良い人過ぎて?優柔不断で?いや、流されやすい人で、家臣の話を聞きすぎ今回の反抗となったんだもんね。
こんなのじゃ殿は務まらないよ。
殿ともなると多少の独善的さは必要なのだろうな。
そんでないと良いように利用されるだけだ。
大体謝りに行くのも家臣や母親の指示で行くんだもんな。
それからどしたの?