★★☆☆☆ 「熱帯」という怪しい本に群がる人たち沈黙読書会で見かけた『熱帯』は、なんとも奇妙な本だった!謎の解明に勤しむ「学団」に、神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、鍵を握る飴色のカードボックスと、「部屋の中の部屋」…。東京の片隅で始まった冒険は京都を駆け抜け、満州の夜を潜り、数多の語り手の魂を乗り継いで、いざ謎の源流へー!
う〜〜〜ん、この本は面白い様だけど、ちょっとむずい。
主人公が誰なのかよく分からない。
章によって一人称が変わっていく感じ。
まあ、森見さんらしいと言えばそうなんだよな。
『熱帯』という奇妙な本がある。
最後まで読んだ人がいない本なのだ。
何故かというと、読んでいると途中で失くしてしまう。
ワクワクドキドキなのに途中で読めなくなるから、本屋や古本屋に探しに行くが無い。
ただ、その気持ちを同じくする「学団」なる組織?がある。
自分の知っているところを持ち出してどんな本だったか考える学団だ。
池内さん、中津川さん、新城くん、千夜さんに新しく白石さんが入会した。
5人ですり合わせをしたりしているんだけど、新しく入った白石さんが「砂漠の宮殿」って言葉を思い出した。
千代さん、池内さんが京都に謎を解くために行ってしまい、その後を白石さんが追う。
これがまたゴチャゴチャしているんだよね。
それが終わると何故か無人島にいる。
「熱帯」の作者佐山まで登場するんだからよく分からない。
京都辺りまではなんとなくついていけたが、無人島になると???
一応最後まで読んだが、未完って感じだったな。
何が解決したわけでもない。
全体的に何だか分からない状態でした((+_+))
それからどしたの?