2020年10月21日

落日 湊かなえ:著

読新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷部香から、新作の相談を受けた。『笹塚町一家殺害事件』引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた。15年前に起きた、判決も確定しているこの事件を手がけたいという。笹塚町は千尋の生まれ故郷だった。この事件を、香は何故撮りたいのか。千尋はどう向き合うのか。“真実”とは、“救い”とは、そして、“表現する”ということは。絶望の深淵を見た人々の祈りと再生の物語。
★★★☆☆ 過去の殺人事件を映画にすると
甲斐千尋が長谷部香監督の映画の脚本に過去の事件を調べる。
香にとって子供のころ仲良くしていた(?)少女が兄に殺され自宅放火。
両親も一緒に死んだ『笹塚町一家殺害事件』について映画にすると。
同じ地域に住んでいた千尋。

幼少期、香は極度に期待されできないとベランダに放り出された。
隣りのお家でも同じような境遇の子と仲良くなる。
それが沙良、だ『笹塚町一家殺害事件』で殺された妹だったと。
同じく千尋はピアノの上手な姉にコンプレックスを抱いていた。
そんな姉が車に轢かれ自殺した。

沙良を調べるうちに、沙良は虚言壁があると。
高校卒業後はアイドルグループに内定しているとか。
両親に可愛がられていて、とても虐待されるような子ではない。
ベランダにいた子は本当に沙良なのか?
高校では友達(?)を怪我させてオリンピックへの夢を断念させたり。
はっきり言ってとんでもない子であることが分かってきた。
勿論、アイドルグループの話も嘘。
受けてはいたけど、落選。
そりゃね、色んな女の子見ていると腹黒を見抜けるだろうね。
引きこもりの兄は近所の小学生に猫将軍などと呼ばれていたが、悪いことする子ではなかった。
怪しさは満点だけどね。
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実際の事件報道とは別の結論に至るのだが・・・
すべて沙良って子が良い子であった場合はこの筋書きは良しとなるだろう。
だけど、実際の沙良は腹黒どころの問題ではない。
犯罪者と言っても過言ではない。
自己中心的な価値観で自分より秀でたものは手段を問わず排除。
それが虚言で人を惑わせる。
見事に厭な奴であった。

だけどさ、実際そ〜ゆ〜奴っているんだよね。
私もそんな奴と関わったことあったな(´‐ω‐`)
つくづく下になるような位置でなくて良かったと思った。
知らない間に外堀を埋められているような感じは非常にあったが、下になる子がキレて女子が一致団結したのだ。
要するに私だけが奴が嫌いで、他の人はみんな奴が好きって状況だと思わせていた。
それまでに犠牲となった人(退職者)もいたがね。
男性陣も分かる人は分かっていたようだし。
案外、本人は上手くやっていると思っていたようだが、女性を使う役席はそれなりに目も肥えている。
私たちは内心怒り呆れながらも、奴に向かっては「凄いね(人´∀`*)」という態度をとっていた。
相手するのも面倒くさいo(`ω´*)o
今で言うマウントとったように思わせていた。
まさにマウンティングマウンテンだ。
騙されるような人間もいたようだが、味方を駆使して乗り切ったよ。
今でも思うけど、奴がニュースネタになっても驚かないだろう。

努力しない天才なんているわけないだろ、 努力の成果を出せる人が天才なのだ
そうだよな、何もしないでできちゃうなんて人なんて、まずないよ。
できるのが早い遅いはあるかもしれないけど、本当に凄いことができる人ってそれなりに努力しているんだろうな。
それを努力と思うかどうか?人に見せない努力をする人が多いのだろうな。
私は努力してもできない方だったからな。
努力の方向性が違っていたのだろうか?
ラベル:落日 
posted by Crambom at 15:00| Comment(0) | 一般的な小説・エッセイ | 更新情報をチェックする
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