2020年09月29日

今昔百鬼拾遺 河童 京極夏彦:著

読昭和29年、夏。複雑に蛇行する夷隅川水系に、次々と奇妙な水死体が浮かんだ。3体目発見の報せを受けた科学雑誌「稀譚月報」の記者・中禅寺敦子は、薔薇十字探偵社の益田が調査中の模造宝石事件との関連を探るべく現地に向かった。第一発見者の女学生・呉美由紀、妖怪研究家・多々良勝五郎らと共に怪事件の謎に迫るが―。山奥を流れる、美しく澄んだ川で巻き起こった惨劇と悲劇の真相とは。百鬼夜行シリーズ待望の長編!
★★★☆☆ 奇怪な連続水死事件は、何者の仕業か?
記者・中禅寺敦子と女学生・呉美由紀の推理小説。
妙な組み合わせですが、色んな事がかけ合わさって事件へと誘います。
今回敦子は、模造宝石事件を追う中でケツ丸出し連続水死事件へと。
戦争で集められた宝石を奪い取り、某尊い方へ返すのだ!ってな強奪事件。
だけど、本当に返す気があったのは不明です。
美由紀は、女学生中までの河童の話からの覗き魔へと。
普通なら男が女性を覗くのが定石。
だけど、何故か今回は男ばかりが覗かれている。
じゃあ、覗いているのは女なのか?
河童について談義をかわす。
河童と言っても地方によりけりで呼び名も違う、形状も違ってくる。
河伯ってのは聞いたことあるけどね。
河童から尻子玉、尻を出した変死体へと会話サーフィン。
前から思っていたけど、尻子玉って何なのだろうね?
河童が抜くと人は腑抜けになるとか言うけど、尻子玉ってな臓器は無いもんね。



河童信仰がある村へ行く美由紀。
そこで妙な水死体を発見する。
この頃流行りの男がお尻出して死んでいるケツ丸出し連続水死事件3人目だ。
そこで妖怪研究家・多々良勝五郎と敦子と意図せず合流。
多々良先生KYだから、結局事件を引っ掻きまわしている感じだ。
お尻丸出しになっている理由と覗き魔の理由が宝珠と判明する。

う〜〜〜ん、これは犯人と言えるのだろうかね?
少なくとも覗きは軽犯罪法で違反だろう。
だけど、殺人とは・・・言い難いような。
未必の故意なのかしら?
そこを狙ったのならかなりな知能犯だが、絶対殺す!!ってなことでもない。
その人の運次第だろう。
だが、死んじゃうんだよね(´‐ω‐`)

それにしても美由紀ちゃん、女学生なのに殺人事件に巻き込まれること多いね。
普通ならこんな事件1回でも巻き込まれたら驚きなのに。
敦子の方は兄さま経由で巻き込まれ馴れているけど。
美由紀ちゃんの行く末が怖いです((+_+))
その内、女学生探偵美由紀!になっちゃたりして。
posted by Crambom at 15:00| Comment(0) | 推理・ミステリー小説 | 更新情報をチェックする
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