2020年06月04日

今昔百鬼拾遺 鬼 京極夏彦:著

読「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。しかも斬り殺されるんだという話でした」 昭和29年3月、駒沢野球場周辺で発生した連続通り魔・「昭和の辻斬り事件」。七人目の被害者・片倉ハル子は自らの死を予見するような発言をしていた。ハル子の友人・呉美由紀から相談を受けた「稀譚月報」記者・中禅寺敦子は、怪異と見える事件に不審を覚え解明に乗り出す。百鬼夜行シリーズ最新作。
★★★☆☆ 探偵?中禅寺敦子、登場!!
百鬼夜行シリーズ又は京極堂シリーズからの番外編、スピンオフだ。
榎木津探偵のスピンオフもあったのだが、今度は中禅寺秋彦の年の離れた妹、敦子が探偵となる。
敦子は今までにも本編の京極堂シリーズでも登場して、記者として登場していたんだ。
兄の中禅寺と違い、活発な故、様々な事件に突っ込んでくる。
だけど、慎重派でもあるんだよな。
この辺は兄っぽいが、兄ほどの探偵能力はないのだ。
敦子と一緒になり事件を解決するのは、「絡新婦の理」に登場する呉美由紀。
聖ベルナール女学院の女学生だったが、学園内事件に巻き込まれる役だったの。
この二人が、新たな事件に挑む。

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呉美由紀が新しい学校へと編入。
そこで出会った片倉ハル子と仲良くなるが、なんとなく???
学校の周辺では日本刀による「昭和の辻斬り事件」が起こっている。
なのにハル子はちょっと他人事のような感じ。
自分が斬り殺されることを予感していた。
なんでも片倉家の女性は代々斬り殺されるってな運命にあるんだとか。
辻斬りは、最初斬られるが死ぬことは無かった。
っが、遂に死者も出始めた。
どうやら上手に斬れるようになってきたようだ。
そしてハル子は7人目として斬り殺された。

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美由紀は以前お世話になった中禅寺敦子を頼って、この事件解決へと乗り出す。
ハル子は母勢子の通報により事件が発覚した。
その通報が「娘が死ぬ」・・・「殺された」でもなく「斬られた」でもなく「死ぬ」なんだ。
この辺が最初からキーワードだと思ったよ。
段々と話が進むにつれて、ハル子と付き合っていた刀の研師の宇野が怪しい。
そうかと思えば、母の勢子が自首しだす。

最後は美由紀の啖呵が爆裂です。
本当に「分からないんですかいい歳して!!」ってやつです。
「私、人殺しには馴れているんですッ」ってのも美由紀ならではです。
聖ベルナール女学院ではたくさんの人が( ̄人 ̄)でしたから。
犯人を庇ったとしても、事件が無くなるわけでもない。
罪が消えるわけでもない。
怪我した人も治って死んだ人が生き返るわけでもない。

片倉柳子って女性も斬られた一人。
ハル子の大叔母で18歳の時には『東京百美人』に選ばれたんだけどね。
これって前に読んだことある話だ。
どの話だったんだろう?
ラベル:今昔百鬼拾遺
posted by Crambom at 13:28| Comment(0) | 推理・ミステリー小説 | 更新情報をチェックする
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